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執筆者の写真Inaba Kaori

日本山岳会 「山」会報 2023年8月号 No.939

更新日:2023年8月29日


〜 河口慧海師のヒマラヤ越えルートの根深誠氏の寄稿への疑問 〜


新・河口慧海プロジェクトの幹事、奥山直司氏(高野山大学名誉教授)、

和田豊司氏(日本山岳会東海支部元支部長)、薬師義美氏(ヒマラヤ研究家)、

稲葉香が意見交換し、代表の和田氏が書き上げました。




私も自分で現場を歩いてきた中で写真付きでまとめてます。

ヤマケインオンラインのコラムで2018年から寄稿させて頂いてます。


核心部のはじまリは、このあたり〜(下の方)

9/25 サルダン~ニサル (3845m)



上記のコラムにも記載しているが、

どこの峠を越えたのか?を、調べるにあたり様々な意見が出て、 その度に私はすごく感動している。

違う意見が出ることで、また調べなおしたりすると、より深く知ることが出来るし、

気づきがあったりするから。

実際、今回がそうだった。

念入りに調べて再確認ができた。


それは競い合ってるわけでもなく、そうしたいわけでもない。

今、競ってる時間なんてない、もったいない、それが目的ではない。

1番の師匠を亡くしてから、亡くなったらもう聞けない。

みんな高齢になってきてるのが現実、残された時間はもう長くない。

だからこそ、熱い情熱が飛び交うことを残しておきたい。

消えていってしまうのは私はものすごく切ない。

これまで師匠達がやってきたこと、私はギリギリに見て感じてこれた。

次の世代には、それを生で感じることはもう出来ないだろうから、

私は出来る限り感じでおきたい。



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