「慧海ルート」!核心部!ヤマケイオンラインから久しぶりのアップ! よく見たら、10ヶ月ぶり^^。
それだけこの期間は余裕がなかったこと、伝わりますかね。 ヤマケイオンラインさんには、マイペースに書かせて頂き感謝です。 応援して頂きありがとうございます。
最後は「慧海ルート」で出版したい夢がある、ってことで、まだまだ頑張りますので、 よろしくお願いします。
今回は、めっちゃ細かいところまで、入念に調べ尽くした。 さらに、新・河口慧海プロジェクトの奧山直司先生、和田豊司氏にもチェックして頂き、
内容の間違いがないようにした。 そこに、なんと薬師義美先生も千早赤阪村までお越し頂き、皆んなで意見をシェアした。 これがまたすごかったよ〜、皆さんの情熱を肌で感じた、感動的だった。
もう、この熱量は生まれないだろう、 慧海プロジェクト、再結成して、ほんまによかった。
赤ペン先生、玲子さんにもチェックお願いしていて、いつもほんまありがとう!
私はこないだのネパールでも情報収集して、それをふまえてしっかり書き上げた。
調べれば調べるほど、現場に行けば行くほど、面白く、先人の歩いてきた道、
先人のフィールドワークの深さを感じる。
河口慧海のヒマラヤ越えルートはこの付近の地理資料が少なくて解明は大変だと思います。
私は18世紀に中国(清代)で編纂された地理書「大清一統志」の巻「西蔵」中の「山川」の項に記載された山嶺の部分を個人的な興味から翻訳(及び比定)していて、最近やっと公開までに至りました(下記URL等を参照)。
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/old_geo-text.htm
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/total-fig.htm
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/old_geo-ref.htm
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/sitemap-app4.htm
ネパール北西部については、「パチュムハム」(6529m)
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/dzang-ri-011.htm
や「ナムジャ・ラ」(4987m)
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/dzang-la-030.htm#namja
等の記載があります。
また、「パチュムハム」の近くに位置する「ギャンゾンカン」(6123m)を想像させる山の記載もあります(下記URL参照)。
http://www.technopolis2719.sakura.ne.jp/dai/dzang-ri-012.htm
「大清一統志」には(当時清朝の勢力が及んでいた)チベット側の地理情報の記載はありますが、ネパール側についての地理情報の記載はほとんどないように思えます。