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執筆者の写真Inaba Kaori

/ slide & talk event / 赤阪友昭氏

更新日:2023年8月9日

念願叶って、赤阪友昭氏のイベントを企画させて頂きます!

2023年9月24日 9:30 ~ 16:00 千早赤阪村(大阪)


★ 午前の部  2000円  20名まで   


〜 先住民の文化や旅の話 〜



9:30 開場

10:00 スタート

12:00 終了

: ランチタイム 12:00〜13:30

 特別ランチ 5名様まで → 赤阪さんとランチが出来ます^^ (ランチ代別途必要・1部、2部通しチケット購入の方のみ)


その他、午前、午後の参加の方は、Dolpo.BCに移動して、ランチご持参ください

★ 午後部  2000円 20名まで  


〜 神話の朗読 〜


会場:アムリタ


13:30  開場

14:00 スタート

16:00 終了


受付は、コクチーズのサイトからお願いします。



ネパールばっかり通ってる私ですが、もう一つ、魂が震える場所があります。

それは、北米北西海岸。

行きたいと思ってから20年以上経つ。

逆に、なんで行かないんだろうか・・・って思うけど、

それは、ドルポに通っているからです^^ww


しかし、アラスカには一度行ったことがある。

ドルポにハマる前!

28歳の時、星野道夫氏の著書「旅する木」をザックに入れてアラスカを旅したことがあるのです。

当時、私は植村直己氏の追っかけの旅をしていたから、星野氏のゆかりのある場所に行けたのはフェアバンクスの大学だけ。

しかし、それがまた強烈なインパクトを残した。

その時、現地で友達になった人に車を乗せてもらって、オーロラーやパイプラインを見に行き、その流れでフェアバンクスの大学にも連れて行ってもらった。

大学内では、星野氏の写真が常設しているということを聞きつけたからだ。

1枚の写真を見て驚いた。

私はグッと吸い込まれて、その場にいるみたいになり、カリブーの足音が聞こえてきた。

え!?なんだこれは!!目が飛び出そうになった。

写真がまるで動いてる映像に見えてきたんだ。

そんな写真はあれ以来ない。

で、私の話はここまでにして。。。^^

ここ自分の旅話を書き始めたら止まらなくなるから。


この感覚が!

赤阪友昭氏のストーリーテリングに重なった。

以前、赤阪氏のギャラリーで神話の旅を朗読された時、

目を瞑ると、まるでその場所にいるかのように、現場が見えてくる感覚になった。

これがとても印象深くて、千早でお話が聞けたら良いな~とずっと思っていたのです。


前置き、長すぎて失礼^^

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『時間を旅する木、トーテムポールに会いにゆく』

ー神話の島へー 

storytelling 赤阪友昭氏



深い苔に覆われた森で出会ったトーテムポール。

それは、ワタリガラスやクマたちの記憶が刻まれた時間を旅する木。

神話の世界に生きた先住の民の祈り、

クジラや森が教えてくれたこと

次の世界を生きる世代のために

久しぶりに話しておこうと思います。



【トークについて】

カナダ北西海岸から南東アラスカにかけて広がる多島海。

多くの島々がひしめく海にはクジラが回遊し、

巨木が育つ深い森にはクマたちが暮らしている。


かつて先住民が暮らしたその地には、

ワタリガラス、ブラウンベア、シャチ、オオカミなど

いくつもの動物たちの神話が残されている。

動物たちはトーテムとして木に掘り込まれ、

トーテムポールとして

村々で大切にされていたという。


今から25年以上前、ある島の森の中で

100年以上前のトーテムポールに出会った。

長い年月をかけて森と一部になりつつも

いくつもの美しい彫刻が施されていることを

まだはっきりと見ることができた。

ほとんどが博物館に持ち去られたにもかかわらず

そのトーテムポールだけはいろんな理由から

奇跡的にその島に残されていた。


トーテムポール、それは時間を旅する木。

北米北西海岸に残された

トーテムポールと神話への旅のお話し、

もう一度してみようと思う。



【storyteller プロフィール】

赤阪友昭 あかさか・ともあき/写真家、映画監督。

阪神淡路の震災を機に、狩猟採集や遊牧の暮らしに興味を持ち、辺境への旅をはじめる。 雑誌への写真と文の寄稿、テレビ番組の制作や公共施設での写真展やプログラム制作、国際文化交流プロジェクトのプロデュースなど活動は多岐にわたる。

東日本の震災後は、福島の立入制限区域内の撮影を続け、記録映像を福島県南相馬市と共同制作。

映画関係では、ドキュメンタリー映画「あたらしい野生の地–リワイルディング」(オランダ)の日本語版を制作し、日本全国で劇場公開する。

2009年より2021年までの12年間、写真ギャラリー「photo gallery Sai」(大阪市福島区)を主宰。


写真家・星野道夫氏とは生前から交流があったことから、彼の死後、その遺志を継ぐようにアラスカの先住民と交流を続けてきた。

特に星野道夫の盟友で先住民クリンギットの神話の語り部であるボブ・サム氏とは親交が深く、2000年にはアラスカ先住民族クリンギットの古老を含む6名を日本に招聘し、「神話を語り継ぐ人々」と題した国際文化交流プロジェクトを日本各地で開催する。


また、2008年8月には星野道夫のトーテムポールをアラスカ州シトカに立てる。


現在は、宮崎県西都市銀鏡(しろみ)に伝わる星の神楽・銀鏡神楽のドキュメンタリー映画「銀鏡 SHIRIOMI」を監督する。

同作品は、東京ドキュメンタリー映画祭人類学・民俗映像部門でグランプリの宮本馨太郎賞を受賞し、2022年から東京を皮切りに、全国順次公開中。



現在、映画「銀鏡 SHIRIOMI」を監督で忙しい中、

「トーテムポールと神話への旅」をリクエストさせて頂きました。

楽しみすぎる〜〜!!

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