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Dolpo Seeker

Dolpo Exp 2024

  • 執筆者の写真: Inaba Kaori
    Inaba Kaori
  • 2024年7月29日
  • 読了時間: 3分

ようやくアップします。

今年のドルポ遠征計画です。


ドルポで行われる12年に1度のチベット仏教徒達の巡礼祭があり、以前から計画していた。

辰年である今年は、ドルポで開催される。

巳年は、ネパール・ムクチナート、午年は、チベット・カンリンポチェ(カイラス山、)酉年は、ネパール・ボダナートという具合に12年ごとにチベットとネパールの聖地で巡礼祭が催される。


Shey Festival 2012


一番の思いは、ドルポ地方の村人たちとの再会。


そして、12年前の大祭、過去の遠征、2019年の越冬で出会った村人との交流、その生活、伝統、彼らの美しさを写真や動画に撮りためてきたドルポの写真集を直接手渡すこと。


ドルポの消えゆく文化、道、伝統的な生活の素晴らしさを現地の人々に伝えたい。


言葉だけではなかなか伝わらなかったその思いを写真を通して直接伝えたい。


また英文表示により世界発信することで彼らに、自分たちのアイデンティティーを誇りに思うきっかけとしてほしい。


私は、12年前の2012年に開催されたSheyFestivalに参加しており、12年後も必ずシェーフェスティバルに戻って来たい、とその時から心に決めていた。


そして12年という月日の中で、私はドルポに通い続けて、時代の大きな流れを感じてきた。

現地の人々の生活にも変化か訪れ、また私自身の人生も慧海ルートの探索など自分のテーマを深めていきたい。変わるもの、変わらないものを見つめ直しながら、再びドルポへと戻りたい。


そこに、以前から友人であり、ネパール在住経験もあり語学が堪能な清水が賛同して今回の遠征を立ち上げた。さらに、私が主催した2023ポクスンド・トレッキングツアーの参加者で、西ネパールへの深い興味と50年にわたる山友同士という経験をもつ中原・松永を今回の遠征メンバーとして迎えることにした。




=== ルート ===


アッパードルポは6回目となり、ほとんどの道を歩き尽くしてきたが、まだ気になる村、ルートがあり、今回はその辺りを歩きたいと思っている。


しかし、雨季の為にどうなるか?わからないところもあり、予定は未定で柔軟に動けるようにしたい。


そしてまた、

今回も慧海ルートの調査もしたい場所がある。



・カトマンズ ~ ネパールガンジー

 ネパールガンジー〜ジュムラ

 全て国内線で行けたら良いな〜


 無理だったらローカルバス乗り継ぎ。


・ジュムラで最終の買い出しをして、シープに乗り換えてフリコットへ(2610m)


・フリコットからトレッキングスタート、

カグマ・ラ(5115m)を越えて、ポクスンド湖を経由し東へ、ランモシェ・ラ(5000m)を越えてサルダンヘ(ドルポ越冬拠点地・本や写真を渡す)

これが行きたいルート


・サルダンから慧海ルートの再調査でニサル~国境クン・ラへ


・再調査が終わり、ニサル~サルダン経由でシェーへ


・シェー山の麓で、シェー大祭(9/1~9/4)に参加する


・大祭後、ビジョール~ク~ポを経由してムグへ、

前回行けなかったク村にいきたい


・ムグから国境方面に無人地帯を横断し、ララ湖をゴールとしているが、体調がよければピプランからさらに西へ、フムラ地方のシミコットまで足を伸ばす可能性もある。


・日程は、人との出会い、予期せぬ出来事など、未知数が多く含まれてるため、状況に応じで流動的になる可能性が高い


・距離360km~


5000m以上の峠は9本ぐらい?!



帰国は、予備日をとって10/24の予定です。


Dolpo-hairの再開は、11月の予定です。


久しぶりの長旅です。

楽しんできたいと思います〜!


2024/7/29 稲葉香



 
 
 

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