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Dolpo Seeker

2023/12/19 術後日記!

  • 執筆者の写真: Inaba Kaori
    Inaba Kaori
  • 2023年12月19日
  • 読了時間: 7分


手術は、大成功して、元気です!


2023/12/19


8:45手術室入室

看護師さん達、みんな若くて可愛いやん!

一人だけタメ口でビックリしたけど🤣

タメ口でもいいけど、なんか説得力がなく感じるから、話し方、伝え方は大事だと思った。


9:00 肩の麻酔スタート

最初は痛くない。徐々に違和感、チクっとして、ズンとくる。

だんだん痺れてきて、変な感じ


全身麻酔はじまる、10秒ぐらいでウトウトしてきて、目をつぶると一瞬にしてわからなくなった。


12:00頃 意識戻る

声が出にくい、喉がイガイガする、風邪ひいていたみたいだ。

これはクダを通していたからなると言われていた。

意識ははっきりしている、はじめはんが来たのもわかった。

写真撮ってた。


部屋に運ばれて、嘔吐するかもーと思い、とりあえず寝る。

呼吸器具、尿管、点滴、血を流す為のクダ?、装着してる。


40分寝てた


12:40   手術してくれた先生来た


3本切れてたけど。

手首にボルトは入れてない。

腱の移植もしてない。

人差し指の腱に繋げたようだ。


麻酔が切れるのは夜中の1:00以降〜、痛みがてでくるらしい!

やばい、昨日一番イビキがうるさかった時間帯!


その後、爆睡はしてない、周りの声が聞こえてる。

同室のおばちゃん静かやん、そのままでいてくれ〜笑笑

夜めちゃくちゃやばいよww

イビキと独り言🤣🤣

(話のネタ的に教師っぽい)

でも、自分でもわかってるみたい。

挨拶したら、一番にイビキうるさいからごめんね〜と、笑。

想像以上だった。


今夜から映画見るか、音楽聴きっぱなしで寝ることにする。

昨日、全然寝れなかった。

山では、イビキの横で寝れるのに、きっと身体が疲れてないからやと思う。


あ、病院内、暑すぎる!

千早生活から来ると、隙間風が欲しくなる。

となりのおばちゃん寒いと言ってるから変わってあげたい。

今、私はタンクトップにジャージに裸足。あれ、ネパリスタイルやん😎


私から酸素濃度聞くと、なんで?と言われる。


14:00  呼吸器外れる


外す前、動画撮る。

初めての経験!!


脈拍40〜だったらしい。

かなり低めやね。

私の通常は60〜70.

でも酸素は取り入れは完璧だったこと。


ってことは、高山病で寝たらあかんといわれてるけど、私は寝ながら腹式呼吸して、40分後、だいたい寝てる。

なんでかというと、頭痛くて吐き気あると起きてられないから。

これやると、寝て起きたらスッキリしてる事が多くて、ここに関係してるかも?!

そういう体質?なのだろうか。


私は高山病で、薬は飲まないようにしている。

自分の身体で順応していきたいから。

その中で、どうやったら順応しやすいか、

など、毎回試している。


高山病だけでなく、なんでもデータとって出してる感じだからね。


人間の身体って、それぞれに無限の可能性潜んでると私は思っていて、それを教えてくれたのが、ヒマラヤの大地!!なので、

常に人体実験ですよ、面白い!


そうすることで、どうすれば対応できるか、なったらどうするか?など、自分データを身体が覚える。

頭で覚えるのもええけど、

身体に覚えてもらう、私は忘れてしまう時がある、笑

身体は、一度体感したこと、思い出す。

それは、今では低酸素室がありトレーニングに行く人も多いけど、私は現地で順応したいのです。

「現地の酸素を吸いたい」という、こだわり😆

数ヶ月したら、その体感は忘れる?らしいけど、毎年行くと身体に記憶されてると、私は感じてきている。


自分の記憶より、身体の記憶というのか、魂の記憶というのか、なんかわからんけど、そういったのを体感。


あと、ドルポ越冬したおかげ?😆

高所の身体に変化してたら、面白いな〜


実は、コロナ前は、なるべく毎年4000〜5000mに、身体をおくことを意識していた。

私の中では、ヒマラヤ療法という!


高所に長期いること。

ドルポ越冬3ヵ月からの帰国直後、レントゲンの結果は心臓が大きくなっていた。

普通はダメやけどね。

主治医は高所に3ヶ月いたから心臓が鍛えられたのでは?と言った。

その時知ったけど、心臓は筋肉らしい。

自分の意思では動かせないという特殊な筋肉。


あと少し調べ直したい事がある。

身体に酸素を取り入れ方が、確かDNAによって違っていた。

日本人、チベット人、エチオピア人。

日本人とエチオピア人が似てたっけ?

忘れてしまった。

チベット人、シェルパ族の山岳民族が高所に強い理由は、酸素の取り入れ方が違う。なるほど〜と思ってんけども。

10年以上前に読んだ本、題名忘れた、表紙は覚えてる、退院したら探すこと!


15:00 尿管外れる、着替える。


17:45  痺れてきたかもー

これ、凍傷の感覚に似てるかも。


17:55   抗生剤、点滴と同じところから入れる


18:00 ご飯

普通食のハンバーグ定食を完食!


昨日の熟練看護師さん、安定感抜群で優しい。

昨日、私の担当じゃない熟練看護師、嫌味満載の人いた、めちゃ笑えた。

それが、今日は納得!

その患者さんは、イビキおばちゃんだった。

お二人の嫌味満載トークは、漫才!

さすが、南大阪のおばちゃま。

その前の人は、めちゃくちゃお上品な喋り方とリズム感。

人間観察オモロい🤣


19:00

腕、少し痺れてきた。

今夜に点滴きれるらしいから、

どんだけ痛いんやろ〜?!

個人差あるらしい。


19:20

ピキっときた。

肩の感覚少しある。


この感覚、軽い凍傷に似てるかも。

2005年に初めての6000m登りに行ったとき、凍傷になった。

当時は、今から思えば寒さに慣れてなく、対策も知らなく、一人でネパール人の英語ガイドと登った。

このネタ話すと脱線するから、やめるけどーw、色々ありすぎた。


その中での凍傷のことだけ少し。

登頂して3日目の下山中、3600mぐらいで初めて靴下脱いで気づいた。


たまたま小屋に日本人がいて、私の足を見て「凍傷になってるやん!」と言う。

ちなみに、彼は単独で登りにきて、荷上げも一人でして、下痢がはげしく、登頂断念して下山したらしい。


私は小屋では、真っ黒すぎてネパール人と思っていた。

突然の日本語でビックリした。

私は足の全部の指の感覚がなくて、気づかなかった。

その中で、左足中指の左側が真っ黒けっけ!になっていて、その彼がヤバいよーと大騒ぎになり、その場にいた外人に囲まれた、私の足を見てあーだこーだ言う。


でも、私的に当時は植村直巳物語や、山のビデオや、本を読んで色々見ていて、その中にヤバい凍傷の写真があり、そこまでヤバくないよと思っていた。

それにヘリでは絶対に下山したくなかった。

今、ヘリ下山流行ってるけど、今も嫌かな、自分で歩きたいー!

それは山を体感したいから。


で、話すと、長くなりそーだから、

完結に言うと、

その後、痺れてきて、感覚が少しずつ戻ってくるけど、それがめちゃくちゃ痛い!

その痛い10本の指で、2〜3日?下山で歩いた。

クライミングガイドは、そんな私を大笑いして、ストック取ってぴょんぴょん跳ねて、最後には、1本壊した。


私は発狂した!

「アホかー!お前何やってんねん!や」と、

大阪弁で🤣🤣


カトマンズ下山後、日本語出来るガイドに相談し、病院連れて行ってもらうが、そこでもビックリ!

腕に筋肉注射だったのかなー?

いきなり打たれて〜

めちゃくちゃ痛くて、その後も痛くて、、

どーしようと思ったが、


私がとった行動は、なんと!


残り3日あったから、前から行きたかった、

ルンビニとチトワン国立公園に弾丸で行く〜

腕と足は痛いまんまやけど、登頂祝いに!!

行き飛行機、途中ローカルバスで移動で、

一泊ずつ行った。笑笑

めちゃ楽しかった、チトワンはまた行きたい。


若かったな〜今思えば😅と思うが、

でも、今も変わらないかも〜


今回も、

この手術前にネパール行って1週間後の今日を手術日とした。


この辺りの感覚がおかしい?みたいで、

50歳になり、ようやくきづいた。

すごいアホな行動をしていたようだ😅😅


長いけど、今日思うこと、

走り書きでいいから、書いておきたい。


最後に、手術中、夢を見た!

その世界は、4000〜5000mだ。

もちろんドルポだ〜

私の魂が宿る場所。

来年は、ドルポに「行く」じゃなくて、

に「帰るよ〜〜」😆


ドルポ越冬で、お世話になった人達に会いたい!


また、長くなるけど、

この流れで書いておこう!


それは、ドルポに写真を届けたい!

写真集という形で。


ドルポの生活、人々が、本当に素晴らしかった。

それが伝わる写真集を作りたい。

そして世界発信したい。


私の感謝の思いを形に、写真集にして、

ドルポの伝統的な生活がとってもかっこいいんだよってことを、地元の若い世代に伝えたい。

それが、伝統が残る、繋がる、一つになると思う。

こうして私が思うこと、FBを見てドルポに人にも伝わって言われた事がある。


で、今回!

西ネパール最奥の地を歩く

〜ムスタン、ドルポ、フムラの旅〜 

で、お世話になった彩流社さんから、

出版決定していて、制作はスタートしている。


しかし、最初に資金がいるので、

セルフクラウドファンディングの予定です。


来年は、ドルポ遠征、水面下の計画もあって、資金が重なりすぎているので、


何回目になるのか?!

オイオイとツッコミたくなる人もいるだろう😅

けど!

現実きびしー遠征2本あるかもしれないので、

セルフクラウドファンディングを計画している。


スタートは、2024/1/1


と、決めていた、手術前に🤣


まさかの手術になって、今、美容師出来ていない、生活やばいですが、決めたことはやる!



すでにこれだけ書ける、左手使えるから、

なんとかなるさ!


応援よろしくお願いしますー!

2023/12/19   21:00


※セルフクラウドファンディングは、

あらためて発信させて頂きます。


稲葉香



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